農場で使うもの
超音波装置

繁殖検診や発情鑑定など、主に卵巣・子宮の状態を確認するために使います。
直腸壁越しに腎臓や結腸、骨盤腔内リンパ節の状態を確認することもあります。
1600Vは画質が非常に高く、2画面設定やUSBへの画像保存が可能な点が便利です。
103Vも画質に優れ、本体・バッテリーが非常に軽量なため、ストレスなく持ち運べます。
工業用内視鏡

本来は医療機器ではありませんが、現場でたびたび活躍する道具です。
細い管の先端に光源とカメラがついており、尿道を通して膀胱内の状態を確認できるほか、入り口の狭い血腫や膿瘍などの内腔を観察することができます。
検査室で使うもの
検査室

代表が大学勤務時代から愛用している机や棚を組み合わせて、コンパクトながら作業効率の良い検査室となっています。
ヘマトクリット遠心機

長い採血管・ヘマトクリット毛細管兼用のローターを使用しています。
日々のヘマトクリット・総蛋白の測定や、研究用に採取した血液の血清分離を行います。
乾式臨床化学分析装置

血液生化学検査に使用します。
一度に5検体をまとめてセットでき、作業効率化に大変役立っています。
あらかじめ参照液をセットしておくだけで電解質(Na-K-Cl)も同時に測定できるため、従来品と比較して手間がかかりません。タッチパネルでの操作も非常にスムーズです。
自動血球計数装置

白血球、赤血球、血小板の計数に使用しています。
1検体1〜1.5程度で測定が完了し、素早く検査結果を見ることができます。
恒温器

主に乳汁の細菌培養検査に使用します。
他にも鼻汁、尿、膿など、菌種同定を必要とする場面で欠かせない機械です。
顕微鏡

菌種同定のほか、糞便中の寄生虫検査や血球観察にも欠かせない道具です。
光源はLEDで、倍率ごとに光源の明るさをあらかじめ記憶させることで、倍率変更と同時に自動で切り替えてくれます。正面のディスプレイには対物レンズの倍率・光源の明るさが表示されています。
高圧蒸気滅菌器

手術器具などの滅菌に使用します。
電子レンジほどの小型サイズで場所をとりません